私たちの想い

農薬とかそういった不自然なものは使いたくない。今思うと、それが始まりでした。

牧場を始める前に、作ってみた
きゅうりが教えてくれた、今も残る大切なこと。

牧場を始める前に作り始めたのは、実はきゅうりでした。
何かを作ろうと思い、比較的すぐ始められそうだったきゅうりを育ててみようと思ったんです。

きゅうりを育てているうち、きれいに育てるために洗うように農薬をかけるようになって、それがなんだか、気持ち悪いなと思うようになりました。

自分の娘がアレルギー持ちだったこともあって、農薬とかそういった不自然なものは使いたくないな、と思ったのが、今思うと全ての始まりでした。
その時に感じた「そういうものは作りたくないな」と思ったことが、今に全て出ているなと感じています。

牧場イメージ

おいしい肉をどうやって食卓まで届けるか。
そのことをずっと考えてきました

肉を売り始めて、数えれば20年以上経っていました。
いかにおいしい肉をご提供するか、ということを今もずっと考えています。
でも安心で、安全でなければ
いけない、とも思っています。

その中でたどり着いたのが
「熟成」でした。

全く知らない熟成に
気が付いたのは、
まさに偶然。

売店を始めた時、どうしても売れ
ムラがあり、売れ残るものが
色々とありました。
ある日、売れ残った古い肉が
もったいなくて、食べてみよう
と開けてみたところ、肉が
熟成されたいい匂いがして、
これだ!と思ったんです。

今は冷蔵庫で熟成させてから肉を
売るようにしています。
牛肉ならではのベストのタイミングを研究し、一番おいしい状態で皆様にご提供しています。

売店イメージ

今まで当たり前にしていたことを、手間とせず、
効率化だけを図って端折ることはせずに、
丁寧で大切に取り組むだけなんです。

大発見だ!と思ったこの熟成も、実は、昔はこの「熟成」については、知らなくても自然にできていたことで、熟練の商売人たちが、経験的に知っていたことでした。

でも、スーパーなどの量販店ができて、効率優先の仕組みになっていった結果、やらなくなっていったという、ただそれだけのことだったんです。

「皆はやっていないけど、うちはそれをやろう」 そう思いました。それがおいしい肉をとどけられる方法なら、是非にもやりたいことだったからです。

旨みを量る研究が最近やっとされはじめて、もっと技術は進んでいくかもしれません。

ゆうぼくの里でやってきたことは、数値化された研究ではなくて、実践と体験で感覚的に発見してきたことです。 おいしい肉を届けるために私たちは皆が面倒になった当たり前のことを、丁寧に やるだけなんです。

特別なことは何もしていません。

当たり前を、当たり前にやらなくなった今の時代に、 ひとつひとつを丁寧にすることが、ちょっと珍しく見えるだけなんです。

お客様の喜んでくれる顔を想い、今日も大切に、丁寧に取り組んでいます。