牛のエサについて
こんにちは。
2015年になって早1ヵ月経ちましたね。
いかがお過ごしでしょうか?
最近は大きな告知もなく、ブログの更新が滞っていたので、今日は牛のエサについてご紹介したいと思います。
おかざき牧場では自家配合をしていることを強みとしていますが、そもそも自家配合とはなんなのか。
その名の通り、原材料を仕入れ、自分達で配合するわけです。
必要な栄養価を元に色んな原料を組み合わせる、いわゆる飼料計算が必要で、ややこしく、難しいんです。
成長のステージに合わせて必要な栄養価も変わってきますしね。
ではそれ以外にどういった方法があるのか・・・配合飼料です。
配合飼料は配合飼料メーカーが作ってくれます。
一般的な牧場は大体配合飼料です。簡単ですからね。
しかしなぜ、うちの牧場は自家配合にこだわるのか。
何が入っているのか、自分達確認できるのはやっぱり安心できるからです。
抗生物質の中にはモネンシンやサリノマイシン等の増体作用があるものがあり、配合飼料の中にはこういった成分が含まれていることもあります。
そもそも、抗生物質の何がいけないのか?
極端な話、お肉にもし残留していれば、それが人の身体に入り、蓄積されていけば、いざ病気の時抗生物質が効かなくなるんです。
健康の時には取らないに越したことがない物質ですね。
はなが牛を育てるおかざき牧場ではエサに抗生物質は絶対に入れません。
人間と同じで、牛が病気の時は注射しますが・・・それだけです。
消費側としては普段あまり気にしないことだと思いますが、生産者側としてこういった真実もたくさんお伝えしていきたいですね。