最初は、今のおかざき牧場の場所ではなく、現在のゆうぼくの里の場所で、小さな1つのビニールハウスで牛を育てることを始めました。
最初は何と積雪でビニールハウスが倒壊。
今度は建物が火事で全焼・・・
そんなこともありました。
右も左も分からないスタート、とにかく勉強しました。
勉強しながら、失敗しながらだったからこその今があるんだと思います。
生き物のことだから、衛生管理などに気を遣うような問題にも直面しました。
宮崎で口蹄疫の問題が起こったときは震撼しましたね、衛生面から牧場への一般の方の立ち入りをお断りしたり、畜産に携わる者として、地区に限らず、勉強を重ね、指導にも当たりました。
生き物を育てて、それを誰かに食べてもらうということは、そういうことだと思うんです。
安心して、誰もがおいしく食べてもらえるように、大事に、丁寧に作ることがとても大切だと思うようになりました。