YUBOKU farm

ゆうぼくの牧場

自分たちの牧場から
「安心・味・心」を届けたい

安心できるものを食べて欲しい。
でも、安心だけではいけないと思う。
美味しくなければ…
そんな思いから生まれた、
素材の力を最大限に
活かした商品たち


ゆうぼくでは、歯長(はなが)の地にて、一頭一頭と向き合いながら大切に牛・豚を肥育しています。

きれいな空気と豊かな自然の中でのんびりと大切に育てています。

牧場をはじめたきっかけも、ゆうぼくの始まりと同じです。

自分の体になるものだから、安全なものを作りたい。
肉をとるにしても、牛にあげたものは必ず食べた人にも影響が出る。
牛を早く大きく育てるために成長促進剤が入っていれば、人にも異常な成長が起きたりする。
そう考えると、なんだかあまり、気持ちの良いものではありませんよね。
やっぱり食べるものには不自然なことはしたくないから、安全なものを届けたい と思っています。これが牧場を始めたときから、ずっと思っていることです。

宇和や城川の酪農家の方から仕入れてきた牛を、安心して、楽しく、そしてもちろん美味しく食べられるように、
一頭ごとにその健康状態やのびのびと安心して成長できる環境を整備し、管理しています。

また、食べる人のことはもちろんですが、共に生きていく生命として、牛や豚たちのことを想い考えを巡らせながら、様々な新しい形態にもチャレンジしています。

牛の繁殖やジャージー牛の肥育、豚の肥育開始、はなが和牛としてあか牛の肥育の他、経産牛をブランド化した
「まどんな和牛」など、牛たち・豚たちの命への想い、そしてこれからの農業や地球環境への想いを込めて、牧場運営に取り組んでいます。

命を尊重し、農家を支え、そしてお客様に喜んでいただけるよう、これからもこのサステナブルな取組やサイクルを大切にしていきたいと思います。

肥育される動物たちが
自然のままに、
自由で健康に
生きられるように。
成長促進剤など、
余分なものは
使わない肥育。

動物福祉への取り組みとして、国(農林水産省)が推奨する肉用牛の飼養管理指針に準拠して肥育しています。
私たちは『食べること』、『生きること』、『命をいただくということ』を真剣に考え、命をはぐくむ中で、動物たちが健康で幸福な生活を送る権利を尊重し、命のリレーに参加する一員として、適切なケアを実施すると共に、責任と愛情を持って牛たちを育てています。
また、自家配合だからこそできる、餌からの味の研究にも積極的です。地元産の飼育米や米ぬかを使用することで、うまみ成分豊富な肉質にもつながっています。

肥育される牛や豚たちが自由で健康に育つことが、結果的に肉質の向上にもつながり、大切に育てからこそ命への感謝を胸に、自信を持って皆様お届けすることができます。

はなが牛・はなが豚の餌

一般的な牧場の牛の餌は飼料メーカーが配合しています。しかし、その餌には抗生物質等が含まれていることが多く、不安が拭えません。
そういった背景から、私たちは牛の餌の自家配合に取り組んでいます。
必要と思ったものを残していった結果が、食の安心へと繋がりました。
売店では、実際にはなが牛の食べている餌を展示しており、実際に触っていただくこと等も可能です。
複数の種類を丁寧に混ぜ合わせて、皆で話し合い、認めたものしか使用していません。

自分たちが気になるものは、使わない。

気持ちよく食べる事が出来るかどうかを常に考えながら牛や豚に与えています。

また、肥育する牛や豚の成長のステージに応じた配合の調整・栄養成分を分析し、成長への影響なども研究分析しながら、それぞれの牛や豚一頭一頭に合わせた最適な飼料を与えています。

Our Poricy抗生物質不使用 成長ホルモン不使用 ~創業からの想い

ほとんどの農場では国産牛に成長促進剤(モネンシン)が使用されています。早く育てた方が早く売れるから、成長促進剤を使っている牧場も沢山あるのが畜産現場の現状です。私たちはその成長促進剤をはじめ、抗生物質などを使わない肥育(モネンシンフリー)を実施している数少ない牧場のうちのひとつです。少数派ではありますが、これは創業より大事に守りつづけていることのひとつです。

その理由は、とにかく自分たちが自信を持って勧められる商品でお客様の喜ぶ顔が見たいということ。ただそこを追求しています。
私たちが販売者でもあることも、関係しているかもしれませんね。
ゆっくり、のびのび育てた方が安心で美味しい肉ができるという、当たり前のことを丁寧に続けることがゆうぼくの姿勢です。

地域と共に取り組む、
未来を見据えた
循環型農業。

フンはたい肥になり地元農家へ
還元の輪をつくる
「循環型農業」

ゆうぼくの牧場には、フンを処理する機械が牛舎の裏にあり、そこにフンを入れて毎日機械で撹拌しています。
フンは処理する過程で発酵し、約70℃ほどの高温になり、自然と殺菌された質の良いたい肥になります。

発酵してたい肥になってきたものから所定の場所にストックしており、地元農家の方が各自で持って帰ったり、トラックで農地に届けるなどすることで、地元の農業に活用しています。更に、その農地から採れた食材を飼料に活用しており、地域の循環型農業の一助を担っています。

地元農家と協力し、
地域産の飼料を活用しながら、
食品リサイクルによる
資源の有効利用に貢献
(お米・麦・柑橘の搾りかす等)

飼料は自家配合に取り組んでいます。ゆうぼくの精肉の売店では、実際にはなが牛の食べている餌を展示しており、実際に触っていただくこと等も可能です。複数の種類を丁寧に混ぜ合わせて、皆で話し合い認めたものしか使用していません。
その中でもお米・麦・とうもろこしなど、愛媛県西予市、地元で収穫できる餌を積極的に給餌しています。
またエコフィールド的観念から、麦や大豆については、規格外品や価値がなくなって廃棄するものなどを飼料として購入して利用することで、食品リサイクルによる資源の有効利用はもちろん、飼料自給率の向上にもつながっています。

命のリレーに
参加する一員として、
一頭一頭に担当者を設け、
愛情と責任をもって
肥育へ取り組む

動物福祉への取り組みとして、国(農林水産省)が推奨する肉用牛の飼養管理指針に準拠して肥育しています。
私たちは『食べること』、『生きること』、『命をいただくということ』を真剣に考え、命をはぐくむ中で、動物たちが健康で幸福な生活を送る権利を尊重し、命のリレーに参加する一員として、適切なケアを実施すると共に、責任と愛情を持って牛たちを育てています。

一頭ずつ毎日欠かさず確認する管理体制

定期的に会議を開きながら、牛、豚の体調の管理を行っています。

会議にはいつもお願いしている畜産専門の獣医さんにも参加していただき、直接毎日触れ合って感じる感覚や、実際の症状と共に、それを毎日記録したデータベースを見ながら、現状や傾向などを追いかけています。

問題があればすぐに全員で共有しながら、6次産業にも上手くITを取り入れていくことで、牛も豚も人も互いが関わりやすい牧場運営を行えているんだと思います。

牛舎・豚舎の衛生管理

牧場内では専用長靴

以前は石鹸水での消毒を行っていましたが、管理を徹底するために牧場内では事務所で消毒済の専用の長靴に履き替えるようにしました。

病気など、良くないものは外部から入ることが少なくないため、特に残りやすい土の付く靴には気を配っています。

子牛のエリアは石灰で消毒

牛舎の一番奥、子牛を育てるエリアは 石灰で白くなっています。

これは消毒のための対応で、子牛は特に病気になりやすいため念入り行っています。
生後一週間ほどの子牛はそれぞれ健康状態を細かくチェックし、健康に育つよう丁寧に育てています。

牛と豚で衛生管理を分ける

牧場内を専用の長靴に変えていますが、牛と豚でも更に履き替えを行っています。

それは、牛と豚で影響する菌などが異なるからです。

DX化された
牛の肥育管理で
安全性と安定性を
向上させる。
肥育データやカメラなど、
ITを活用した牛の
肥育管理体制を確立。

ゆうぼくでは、動物福祉の観点から一頭ずつに担当者を決め、人の目を持って観察を行い、異常があれば漏れなく共有できるような仕組みを整えています。
この取り組みをスムーズにするための手助けをしてくれるのが、様々なITツールです。

ゆうぼくでは、牧場のDX化を実施し、観察記録などをITを活用して肥育データを保存・管理することで、いつでも、誰でも、どこでも、すぐに牧場や牛・豚たちの状況が分かるようになりました。
技術やITを肥育の為の有効な手段として活用することで、本来の目的である『牛や豚と一頭一頭と向き合った肥育』により力を入れることができるようになり、DX化により業務がスムーズに進行することで捻出された時間をそれぞれの担当者の牛や豚たちにあてることで、より注力して観察・管理することができています。

一人ひとりがそれぞれの担当牛や豚と向き合うために、ツールを活用しながら丁寧な肥育を心掛けると共に、仕組みとして継承できる環境整備に積極的に取り組んでいます。

履歴データを記録
データ管理

病歴・育成の記録・枝肉成績

これまでの経験から感覚で行ってきたことをデータとして残すことで、情報の分析がしやすくなり、次世代への継承など誰でも同じように経験を情報として引き継ぐことが可能です。

蓄積データの一覧化
グラフ化

可視化された情報をどこからでも

蓄積したデータを一覧化して確認できたり、グラフなどで可視化することが できます。情報がより分かりやすく「使える」データとして手元に残ります。 スマホでも見られるのでいつでもどこからでもチェック可能です。

カメラによる遠隔監視

スマホでいつでも、どこからでも

監視カメラを設置することにより、場所・タイミングを選ばずいつでも牛が 見られるようになります。パソコンからだけでなくスマホからも閲覧できる ことで、よりリアルタイムな状況確認が可能です。

写真データの自動保存

2分刻み1年分以上を記録

リアルタイムの動画だけでなく、写真データとして2分刻みに1年分以上の データを保存して蓄積できます。何かが起こった場合などに画像をさかの ぼることで原因究明や改善に役立ちます。 ※設置台数により保存期間が異なる場合があります。

AIによる牛の起立困難検知

異常を検知し、スマホに通知

牛の異常姿勢をAIが自動で検知。 一定時間姿勢が変わらない牛を検知すると、登録のスマ―トフォンに 自動アラート通知を発信します。

ITを活用した
牛の肥育管理システム
CattLook


私たち生産者が開発した、
牛の管理システム


「どうやったら、牧場の牛たちをもっと安全で効率的に育てることが出来るだろう…」 そんな悩みを持ったゆうぼくが、毎日の牧場で牛を育てる中で経験を元に、畜産をDXするシステムを開発しました。 限られた時間や人数などの環境下で、いかに安全で効率的かつリアルタイムに牛を管理していくか… 現場を知る生産者だからこそ、同じ生産者の皆さんが本当に必要としている肥育管理の環境改善の力になれると思っています。

OTHER SERVICES MENU